イーグルス観察日記

東北楽天ゴールデンイーグルスについて綴るブログ

たんたんと負ける

6月6日のジャイアンツ戦は、1-2で負けました。石橋が期待以上の好投をしたのですが、打線ががジャイアンツ桜井を攻略できず、先発初勝利をプレゼント。いつもの相手ピッチャーに花を持たせるやつですね。ソフトバンクが対中日を三連勝したので追いつかれてしまいました。

 

打てない打線

もともと対戦経験のない投手からはほとんど打てない打線ですが、桜井からは7回途中まで、ヒット3本しか打てませんでしたので、いくら石橋が好投しようが勝てませんね。ジャイアンツ三連戦はすべてロースコアでしたが、投手のほうがよくなってきたら、打線が落ち着いてしまいましたね。それとも打線に爆発力がなくなってきたところを投手力でカバーできるようになってきたとみるべきか…

 

桜井相手に作ったチャンスといえば、4回の攻撃。ワンアウトから、浅村四球、ウィーラーヒットでランナー1、2塁。次の銀次は初球を打ってライトフライ。銀次の場合、捕えても打球が上がってしまうと外野定位置フライ。オーバーフェンスにするほどの力はありません。5安打が二回あったため打率がそこまで悪いということはないのですが、ここぞの働きという面では納得いかないというか、あまり印象に残っていません。

 

銀次が倒れた後は、ブラッシュにストレートの四球で満塁。各投手がなかなかブラッシュと勝負してくれなくなりましたね。内角の時にはデッドボールになるくらい厳しすぎるボールを織り交ぜてかわしてきます。なかなか打てない時期から、選球眼良くボール球をあまり振らなかったブラッシュですから心配はないと思いますが、我慢の時ですね。

 

満塁の後は渡邊でしたが、桜井はここでもストレートで四球を与えてしまい、押し出しになります。結果的には、ここが唯一崩れかけた瞬間でしたので、何とか大量点をと思いましたが、次の辰巳は三振に倒れました。この三連戦はなかなかビッグイニングを作れませんでしたね。

 

次に来たチャンスは8回。ワンアウトから浅村がツーベースを打ちます。ウィーラーが倒れますが、銀次がライトへヒット、浅村は3塁ストップ。タイミング的にはどうだったでしょうか。続くブラッシュですが、早めにツーストライクに追い込まれてしまいます。やはりマシソンは速いですね。初球の空振りなんかを見ても、初打席では攻略は難しいかなと思われました。結局ブラッシュは最後も空振りで三振。同点のチャンスはついえてしまいました。

 

おわりに

石橋は好投したのですが、打線が沈黙で書きたいことも湧き出てこない気分です。次は、ホークスに三タテされた中日ドラゴンズが相手です。楽天投手コーチも務めた与田さんが監督ですが、表ローテの三人が先発ですから、遠慮なくたたいてホークスに後れを取らないようにしないといけませんね。

 

にほんブログ村 野球ブログ 東北楽天ゴールデンイーグルスへ
にほんブログ村

渡邊の活躍で勝利

6月5日のジャイアンツ戦は、4-2で勝利しました。古川が最少失点で進めて、ブセニッツがついに失点してしまったものの終盤に勝ち越しました。

 

渡邊の活躍

この試合目立ったのは渡邊の活躍です。最初の打席は、2回にブラッシュのツーベースのあとタイムリーヒットを放ち、ツーアウトながら先取点に結びつけました。このあとも二安打して猛打賞。加えて三安打した後の打席も、恐らくジャイアンツ側が警戒しすぎて迷いを与え自滅を誘うものとなっていたと思います。しかし、やはり本職ではないので外野守備に不安がありますね。7回の打球処理など経験不足が露呈していました。島内が戻ったらこの守備体系もやめるとは思うのですが、ライトブラッシュと合わせるとかなり危険ですね。

 

攻撃面ではウィーラーが元気ないですね。今日も2つの併殺がありました。特に3回はノーアウト満塁のチャンスでサードへの鋭い当たり、ベースを踏んでセカンドランナーアウト、ホームへ投げてサードランナータッチアウトというゲッツーになり、一気にツーアウト1、2塁という状況に追い込まれてしまいました。うまく処理されたということでしょうが、トリプルプレーの次くらいに最悪の結果になってしまいました。

 

相手の投球が低めに集まっているということなのかもしれませんが、何とかゲッツーを避けることってできないのでしょうかね。

 

勝ち越し点を挙げたのは8回。ワンアウトから銀次ツーベースで打席はブラッシュ。ジャイアンツバッテリーは1塁が空いているとはいえ、三安打の渡邊が後ろだったこともあり勝負にはいっていたと思います。このあたりにジャイアンツの守りの迷いが感じられますね。渡邊がここまで打っていなければブラッシュなんか最初から四球ありで考えていったと思います。しかしこの日は渡邊が好調でどちらとも勝負したくないという、そんな状況が作れていたのがイーグルスとしてはよかったのかなと思います。

 

結果、ブラッシュはフォアボールを選び、打席は渡邊。ジャイアンツはピッチャー交代で左の吉川。この吉川が誤算というか、もともとコントロール抜群という選手ではありませんが、渡邊にストレートで四球を与えてしまいます。次は辰巳ですが、ジャイアンツはまたピッチャー交代。これがセリーグの起用なのかどうかよくわかりませんが、迷走しているように感じます。交代したピッチャー鍬原は辰巳に死球を与えて、イーグルスは勝ち越し点。このあとツーアウトから茂木もフォアボールを選びさらに追加点。ジャイアンツの自滅ですね。

 

投手陣

先発の古川は塁には出すものの得点はなかなか許しませんでした。結果的に失点は坂本に打たれたソロホームランの1点のみ。しかし6回0/3で降板。どうしても球数がかかってしまいますね。試合前だと思われますが、本人のコメントで球数少なくいきたいような発言がありましたが、この日も球数がかかり、なかなか長く投げることができません。課題はコメントの通りとは思いますが、それをどう実現するのかですね。古川の場合、ボール先行になりなかなか追い込めないこともありますし、絶対的な決め球がないせいか、ファウルで粘られるシーンを多々みられました。ファウルで粘られてしまうのは若手ピッチャーにはありがちなものです。決め球を磨いていくしかないのかもしれませんが、簡単なことではないと思うので、先輩投手を参考にゆっくりでも成長していってもらいたいです。

 

この日はブセニッツが初めて失点してしまいましたが、反応した打球をはじいてしまったことからの失点でした。完全に打ち込まれたものというわけでもないので、気にせず後ろをまかせてよいでしょう。

 

松井も前日のリベンジができてよかったです。

 

おわりに

前日と似たような展開で心配になりましたが、ジャイアンツの自滅から勝利できてよかったです。ジャイアンツも打線がものすごい好調というわけではないので、第三戦もいい勝負、勝利を期待しています。

交流戦初戦を落とす

6月4日のジャイアンツ戦は、2-3で敗戦。9回までにリードしていたものの松井が逆転ホームランを打たれてしまいました。まったく打たれないということはないのでこれはしようがないでしょう。試合は観れなかったのでテキスト情報から感想を書いていきます。

 

併殺の嵐

この日も併殺打の連発ですね。今江、茂木、浅村の3併殺。これではなかなか得点できなかったのもうなずけます。浅村はここまで併殺数2と強打者のわりに思った以上に少ないですね。反対に三振がかなり多いですが…

 

茂木も少なくはないのですが、今江ですね。打席数がレギュラー選手の4分の1程度で、イーグルスでは、ウィーラー、銀次についで多い5個目の併殺打。量産体制です。チームの中で送りバントをする人が限られているいけいけ打線のため併殺も多くなるのでしょうが、今江の場合はランナー1塁で内野ゴロになったら、まず併殺ですから、イーグルスファンとしてはやりきれない思いです。塁状況別の打率というのを見てみると、ランナー1塁で以外にも12打数5安打の打率4割越え。これだけ打っているはずなのに、僕の中には併殺の記憶しかない…悪い記憶しか残らないということなのか。それでも2番今江は避けてほしいのですが…

 

逆転されたあとの9回最後の攻撃。ランナーがでてから、この日はぜんぜん打てていない辰巳とオコエが最後のバッターになりました。こういう場面で出す代打がいない。こういう場面で代打今江としてくれると何かやってくれそうな、そんな雰囲気を持っているのですが…それじゃあスタメンで誰を出すのという問題もありますかね。

 

好調塩見

塩見はこの試合も7回1失点と好投。三試合連続でここまでの好投というのはここ数年みていないような安定感です。塩見が戻ってからはチームの防御率も3点台前半と前半の戦いがうそのような成績で、やっと投手王国楽天イーグルスが戻ってきたかなというところです。来週も期待しています。

 

松井打たれる

浅村のここで一発欲しいというところで出る一発により勝ち越したイーグルスですが、松井が打たれてしまいました。投げている球を見ていないので何とも言えないのですが、ここまでの働きを考えると、打たれるときもある、またがんばってくれという思いです。

 

最終回の攻めは、ノーアウト1、2塁までいったのに、2塁ランナー小郷がキャッチャー小林の牽制によりアウト。これで気分的には沈められてしまいましたかね。代走ででたランナーが刺されるという昨年の島井並みの大チョンボですが、ルーキーですからこの反省は生かしてほしいものです。

 

おわりに

交流戦初戦は落としてしまいました。残念ですが、連敗を避けることが重要。先発は古川なので、ある程度の得点は必要ですね。野手陣に奮起してもらいたいです。

にほんブログ村 野球ブログ 東北楽天ゴールデンイーグルスへ
にほんブログ村

最強ローテでホークスを三タテ

5月31日のホークス戦は、3-1で勝利しました。先発辛島がホークス打線を抑え、終盤に千賀から勝ち越し点をあげました。6月1日のホークス戦も、6-5と勝利。6月2日のホークス戦は、4-1で勝利し、ホークス相手に三タテをきめました。

 

第1戦: 辛島の好投

辛島はうまく攻めました。特にグラシアル、デスパイネに対しては、内角の球をうまく使い、外の球との組み合わせで的をしぼらせませんでした。内に速い球、外に遅い球とは基本中の基本の配球とはいえ、言うは易し、行うは難しで、ここまで見事に投げ分けられては好調のバッターとはいえ厳しかったことでしょう。特に内角の球のコントロールを間違えませんでした。2球続けて内角の球とか、嶋も厳しい要求をするなと思っていましたが、今日はうまくいっていました。他の投手なら間違いなくど真ん中にいって、捕らえられているところです。

 

このコントロールがうまくいっていたため、ピンチらしいピンチは初回のエラー絡みのもののほかは、連打をくらって失点した場面くらいでしょうか。エースの投球でした。

 

第1戦: 千賀にてこずるも

攻撃面ではウィーラーのホームランのあとなかなかチャンスをつくれません。そこからは千賀と辛島の投げ合い。試合が動いたのは8回。先頭の今江がヒットで出塁します。このあとの辰巳の打球をピッチャーの千賀がはじいてしまいノーアウト1、2塁のチャンスをつくりました。ここは千賀が触らなければショートあたりに捕球されていたかもしれないのでラッキーでした。千賀としては反応の良さがあだとなってしまいましたね。

 

次のバッターが嶋だったのでベンチはバントを選択。嶋なのでそうなりますね。しかし、嶋は千賀のストレートをなかなか前に転がせません。スリーバントまで試みるもののバント失敗。その前の打席も嶋はバントを失敗していました。今の千賀のストレートは、嶋をもってしても殺すのが難しいということですね。

 

ここで意気消沈しなかったことがよかったですね。次の茂木がこの日二本目となるヒットを打ちました。これが勝ち越しとなるタイムリーになります。第1、第2打席はやられましたが、ひさしぶりのヒットを皮切りに連続ヒット。これでまた波に乗れると良いですね。

 

この後、島内の打球がライトに飛んで、犠牲フライには厳しい打球だったのですが、ライトが2塁に返球している間に辰巳がホームを陥れます。本当に小さな隙だったと思うのですが、自慢の足でこの隙をつく好走塁でしたね。

 

この追加点を守り切り勝利。強いチームの勝ち方です。

 

第2戦: 高橋礼から初回得点

第2戦は苦戦が予想された高橋礼が先発でしたが、この高橋を初回攻めます。茂木がヒット、島内フォアボールから、浅村のタイムリーヒットで先制。このあと銀次にもタイムリーがでて、ブラッシュが試合を大きく左右する2ランホームラン。高橋としては浅村も銀次もゴロヒットで完全に打たれたという思いはなかったと思いますが、ブラッシュのホームランは利いたことでしょう。

 

ブラッシュへは、ボールが2球続いた後、最も打ちやすい高さにすうっとはいってきてドカンです。キャッチャー甲斐は投げた瞬間にやられたと思ったことでしょう。これで4点ですから楽な展開にはなったかと思います。

 

残念なのは、この後追加点がなかなか取れなかったこと。ランナーをだしてもゲッツーも多く、いやな流れになっていきました。

 

岸はまずまずの調子でしたでしょうか。解説ではストレートがシュート回転しているようなことを述べておりましたが、代わりにカーブが効果的に決まっていました。一方で、このカーブを狙い打ってきたのが内川。うまくタイミングを合わされての引張り打ち。ホームランにされてしまいました。その後デスパイネに直球を捕えられて、松田の犠牲フライと合わせて3失点。やはり岸はストレートが生きてこないと万全の投球とはいきませんね。それでも先発としては最低限の役割を果たしました。

 

戻って攻撃面では、7回の追加点が大きかったですね。ツーアウトフルベースから不調だった島内にタイムリーが出ました。島内はヒットがなかなか出ないものの、不調のバッターがよくやってしまう無理に打っていくことがなく、きちんと球を選べています。打つべき球を打つが基本中の基本。とりあえず今は我慢の時と思って継続していってほしいです。

 

7回からイーグルスは継投に入ります。ブセニッツは相変わらず問題なしですが、8回に上げた宋が打たれます。今宮にホームランを打たれて、さらに1点。7回の追加点がなかったらまずい展開でした。どうも登板してみないとよくわからない調子、序盤のハーマンのような調子になっています。キャッチャーとの兼ね合いもあるのか、投球がチェンジアップ中心のかわすような投球になっているようにも感じます。

 

1点差になりましたが、9回は守護神松井が三者連続三振でしめます。今年の安定感は違いますね。

 

第3戦: 美馬の好投

美馬が5回まで出塁を許さない好投を見せます。球が低めに集まっており、美馬本来の投球が出ました。7回は苦しみましたが、高梨と青山が好リリーフ。この場面は不安になりながら見ていました。満塁になってから中村(晃)相手ということで高梨にスイッチ。うまく流されたかと思いましたが、打球の勢いはあまりなくサードライナー。次が右打者ということで青山にスイッチ。ピッチャーはマウンドで投げてみないことには調子がよくわからないため、このようにワンポイントで起用して、何人も投手を使うと危険もあるのではないかと思っており、やや心配になりました。ですが、青山はここをサードゴロゲッツーに抑えます。これでほぼ試合は決まりましたかね。8、9回をブセニッツと松井で抑えました。

 

この間に追加点を1点あげています。茂木が2塁打を打って、これを送りバントで3塁に送り、当たり前のように浅村が犠牲フライ。1点欲しいときにいとも簡単に1点を取る浅村。打点王は伊達じゃありませんでした。

 

おわりに

現最強ローテといってもいい、辛島、岸、美馬という先発投手陣でしたので、期待はしていましたが、まさか三タテするとは。加えてこのカードは、ここまで負けのついていなかった千賀と高橋礼に負けをつけての勝利。前評判の高い優勝候補筆頭のソフトバンクホークスですが、この妥当ホークスの急先鋒は楽天イーグルスだと印象付けられる三連戦になりました。ホークスは毎年交流戦に強い。何とかおいて行かれないようについていき、優勝争いのまま夏場に向かっていきたいですね。

 

 

にほんブログ村 野球ブログ 東北楽天ゴールデンイーグルスへ
にほんブログ村

対ホークス戦に向けて

地方球場開催を挟んで福岡に移動ということで5月29日は試合はなしです。暇なのでホークスとバファローズの試合を少しだけ観戦しました。交流戦前最後の三連戦はホークスが相手ということで緊張しますね。こちらの先発は、辛島、岸、美馬でしょうか?前半の戦いからは考えられないくらい豪華な先発陣。なんとか踏ん張って勝ち越しを狙いたいです。ホークスの先発は、千賀、高橋礼、あとスアレスという記事がありました。バンデンハークもあがったのでどうでしょうか?

 

ホークスの状態

ホークスは、5月に11勝12敗。ほぼイーブンの成績。何といってもマリーンズに相性が悪いです。そのぶんバファローズに勝っていますが…

 

今年は先発陣がわりと安定していますし、イーグルス戦は、千賀、高橋礼あたりとなかなか厳しい相手です。千賀はまったく打てないというわけではないと思うのですが、大量点というわけにはいかないでしょう。そして問題は、いまだ負けなしの高橋礼。まあ間隔を空けて登板しているので登板確実とは言えないかもしれませんが。甲斐野に初失点をくらわせたのもイーグルス。バファローズ山岡に今季初負けを与えたのもイーグルス。高橋礼にも初めてをくらわせてやりましょう。

 

現在の野手陣の状態はどうかと思いましたが、とにかくキューバからの助っ人、デスパイネとグラシアルが好調のようですね。昨日の試合も二人で試合を決めたようなものです。今宮もまあ好調を継続しているようですが、終盤の守備で交代していたのでどこか痛めているのかもしれません。

 

イーグルスにとって良い情報と言えば、なんだかよくやられている印象のある(思い込みか)、牧原が絶不調なことです。直近6試合でヒット1本、四球も選べておらず、三振の山を築いています。これなら出てくる可能性も低いでしょうか。イーグルス相手に走りまくっていた周東も最近ではスタメンに出ていないようですね。今日の試合はどうでしょう。

 

松田あたりは平常運転ですので、一発にだけは最新の注意を払いたいです。特に、彼は岸を得意としていますので…

 

ということで、投手陣としては、助っ人2人に注意。その意味ではその前にランナーを貯めないことですね。第1戦は辛島先発なので、左キラー川島が1、2番あたりでくるかもしれません。ここを抑えられるかどうかで失点が違ってきますから、細心の注意を払ってもらいたいですね。

 

イーグルスの登録選手と代打

イーグルスの現在の登録選手についてですが、渡邊 佳明の立ち位置が不明というか、あまり使われませんね。渡邊は、2軍で2割8分打ってますし、村林が守備固めで入ることから打撃を期待してということだと思うのですが、今のイーグルスの代打一番手は、渡辺直人になっていますね。右投手相手なら渡邊も起用されるのでしょうか?だいたい代打渡辺直人は厳しすぎますね。まだヒット1本ですか。相手にとっては出てきたらラッキーです。これなら渡邊を使ったらどうかと思うのですが…

 

もしくは、下では内田もそれなりに打っていますし、そろそろ上げてやってほしい。内田のように長打力も持っている打者が代打に残っていれば相手もそうやすやすとは攻められません。

 

このあたりの代打起用法をぜひ改善してもらいたい。

 

おわりに

交流戦は、ふたを開けてみるまではどうなるかわかりません。なるべくレギュラー試合のうちに勝ちを重ねて、交流戦で苦しくなってもしのげるようにしたいものです。

にほんブログ村 野球ブログ 東北楽天ゴールデンイーグルスへ
にほんブログ村

もう暴走は見飽きた

5月29日のライオンズ戦は、1-4の敗戦となりました。茂木やブラッシュがノーヒットと得点源になる選手が働けず、得点は1点のみ。前日勝っておいたので、まだ心穏やかにみれました。

 

なかなか点に結びつかない攻撃

この日も初回に得点のチャンスが生まれました。辰巳がツーベースヒットを放ち、浅村内野ゴロの間に進塁でツーアウトランナー3塁。次のウィーラーは警戒され気味でストレートのフォアボール。次打者は、前日、地元岩手で活躍できなかった銀次です。もしかしたら前日の分もここで代えしてくれるかもと思いましたが、定番の内野ゴロ。先取点が欲しかったですね。

 

しかし、銀次はこのあとチャンスで打ってくれました。3回、浅村四球とウィーラー2塁打でツーアウトながら2、3塁のチャンス。ここで銀次が内野の間を抜くタイムリーヒット。先日から再三のチャンスで打てなかった銀次がようやくやってくれました。つづくブラッシュがフォアボールで満塁になりますが、島内が打てず、ここで追いつくことはできませんでした。ヒットの出ていない島内にこのチャンスで一本出ていればなあという感じですね。

 

攻撃面で残念だったのは、その島内が久しぶりのヒットで出塁した6回。ツーアウト2塁のチャンスを作り、代打山下がライトへヒットを飛ばすのですが、2塁走者島内がホームを狙ってアウト。スタートが遅れたのか、かなり余裕でアウトになってしまいました。スタートが遅れたりしたのかなんなのか、ホームを狙う島内の走りも何か迷いを持っているように見えました。まあ、また三塁コーチャーのミスなのでしょう。非常にもったいない。この類の暴走は、もう見飽きました。

 

この後はいいところなし。

 

投手陣

この試合は古川3失点、森原1失点。高梨もピンチを作りましたが、高梨は四球がからむのでこんなものでしょう。いずれにしても西武相手に4失点ならまずまず。前日も2失点ですから、塩見と岸が戻った影響は大きいですね。

 

辰巳の成長

辰巳はこのところ毎試合ヒットを打っています。四球も選べますし、オコエが頼りない中十分役に立っていますね。三振が少なくないところは課題ではありますが、どちらかというと積極的に打つより見ていく選手のようなのでしようがありません。それなりに粘れていますし、ここはあとは経験ですね。逆にいうとこの性質がイーグルスの他の選手との相性は良い気がします。銀次を筆頭に早打ちの選手が多かったですから。そういう選手ばかりだと調子が良い時は良いのですが、悪くなると相手ピッチャーを助けるだけです。そういう中に、どちらかというとみていくタイプの選手が何人かいると相手も楽ではないはず。

 

おわりに

しかし、相手のライオンズ平井はどんな場面でも登板してきますね。敵ピッチャーながら心配になる起用法です。

 

2連戦で1勝1敗。まずまずです。5月も勝率5割なので十分な戦いができてきますね。最初の勢いだけにならずにすんでほっとしているところです。次は交流戦前の最後のカード、首位ホークス戦。ここを乗り切って交流戦に弾みをつけましょう。

にほんブログ村 野球ブログ 東北楽天ゴールデンイーグルスへ
にほんブログ村

ブラッシュは内角高めもホームランだ

5月28日のライオンズ戦は、7-2で勝利しました。塩見が先発の役割を果たし、終盤に逆転といい戦いでしたね。

 

塩見の二戦目

長年勝ったり負けたりが続いて、なかなか信頼しきれない塩見ですが、この試合も今シーズンの初登板時と同様に好調でした。確かに一発は浴びてしまいましたが、それでも後続を抑えるところは経験のある投手らしいです。

 

最初のピンチは5回。好調のライオンズ山川、森に連打をくらってノーアウトランナー1,2塁。次打者中村に対しては、早めに追い込んで外の球で空振り三振を奪います。次の栗山にはてこずりました。ファウル2球で早めに追い込めたものの、なかなか決められない。栗山はファウルで逃げるのもうまいし、内側のよいボールを2球あっさり見送られたときは厳しいかなと思いましたが、この内の球がきいたのか、外側のボールになる変化球で空振りを誘うことができました。最後は木村。木村は、前二人の打者には実績的にも大きく劣りますが油断は禁物と緊張しながら見ていました。塩見はそんな心配もよそにあっさり三振に切って取ります。ピンチになってからの三者連続三振。

 

次の回の秋山にはやられてしまいましたね。前二打席は抑えていたものの、1番に戻って調子を上げてきた秋山に真ん中付近のあの球は甘かったですかね。十分にひきつけられてセンターバックスクリーンに打ち返されてしまいました。

 

6回の山川との対戦も見ものでした。ここも外の直球と内角低めに逃げるカーブで早めに追い込むことができました。まあ結果を考えるとこの空振りを奪ったカーブがよすぎましたかね。その後山川に直球やスライダー?などで攻めますがファウルで逃げられます。なかなか攻め切れないなか、満を持して得意のカーブ。見ているほうも、ここはどこかでカーブを混ぜて攻めろ!なんて思っていたのですが、これがやや高くいってしまい、山川はタイミングが少し外されたもののスタンドまで運びました。配球的には悪くはなかったと思うのですが、最後の最後でカーブがコントロールしきれませんでした。

 

いずれのホームランも、四球などでランナーをためていなかったこととそのあとの打者を抑えることができたことで最少失点にすることができたことが大きかったです。

 

前回抑えられた今井との対戦

ライオンズは前回完投勝利を与えてしまった今井が先発です。初回、茂木が四球ででたあとに今江がゲッツーをくらってしまいます。まだまだ若手のピッチャー。立ち上がりが一番の攻めどころなのに、このゲッツーで今井に落ち着きを与えてしまい、6回までノーヒット。

 

2番の適任者がなかなか見つからないのはわかります。しかし、今江ではないでしょう。2番銀次と変わりありません。今江も足が遅く、併殺を量産するタイプ。この日も2併殺とやってくれました。一応打率がよいといってもこのタイプを茂木の後ろにおいては苦しいと思うのですが…

 

6回までノーヒットで迎えた7回。先頭の浅村が形を崩されながらもセンター前に運んで初ヒットを生みました。これに続いてウィーラーもヒットで、ノーアウトランナー2,3塁の大チャンス。銀次が倒れて、ブラッシュ。ツーボールとなってから、ライオンズ捕手の森は外ボールよりに構えます。一発が怖いのでこうなりますね。しかし、今井のボールはそれより内側に入ってきます。この球はコースが割とよかったのかブラッシュは振らず。森は再度、外よりに構えますが、今井の球は今度は内角高めにいってしまいます。難しい球かと思いましたが、ブラッシュはこれをとらえ逆転となるスリーランホームランにしました。内角のあの球をホームランにできるあたりペゲーロとは違うところですね。

 

森は、「あ!」と思ったでしょうね。しかし、今井はどちらかというと荒れ球の投手ですし、前の球を見てもっと外に構えるべきでしたかね(ライオンズ目線で言うと)。

 

これでイーグルス打線は勢いがつきました。このあとイーグルスらしからぬサインプレーで追加点をとります。満塁になってから、2塁の辰巳が牽制をもらいます。これに辰巳はまったく反応せず、挟まれようとし、その間に3塁ランナー島内はホームへスタート。ライオンズのホームへの送球はそれ、2点の追加となりました。これは、ここまでにはないくらいうまいプレーを見せましたね。

 

おわりに

塩見は2失点で抑え、いい攻撃もみられた。いい試合だったと思います。唯一不安だったのは宋。この日は抑えましたが、直球の球速が140いかない。球場のスピードガンのせいなのか、見ていても勢いがなく感じます。杞憂に終わればよいのですが…

にほんブログ村 野球ブログ 東北楽天ゴールデンイーグルスへ
にほんブログ村

バファローズ戦勝ち越し

5月26日のバファローズ戦は、4-1で勝利しました。石橋はランナーを出しながらも粘りの投球。バファローズの拙攻とも言えますが、失点は頓宮のソロホームランのみに抑えます。打つ方ではチャンスで若手捕手の堀内が貴重な一打を放ちました。中継ぎ投手陣は無失点でバファローズとのカードの勝ち越しを決めます。

 

石橋粘りの投球

序盤は、頓宮のホームラン以外は思いの外すんなりとバファローズ打線を抑えていきます。5回まで投げて打たれたヒットは3本ですから余裕ですかね。それでも4回はピンチとなりました。

 

先頭バッターの大城にヒットを打たれます。このように先頭バッターが出てしまうとどうしてもバタバタしてしまいますね。吉田(正)にストレートのフォアボールを与えてノーアウト1,2塁の大ピンチ。この後、岸からホームランを打ったとはいえ調子がいいとはいえないロメロと前の打席ホームランを打たれた頓宮をフライアウトでしとめます。逆の立場から言えば、このようにノーアウトからまったくランナーを進められないところにバファローズの苦しさが見えますね。

 

これで少しは落ち着いたかと思ったのですが、暴投(堀内に止めてもらいたいところですが)でランナーがそれぞれ進塁。前二打者で進塁されなかったことがここでききましたね。最後はマレーロをセカンドゴロにきってとりスリーアウト。バタバタしましたが何とか乗り切りましたね。

 

球数的にはもう少しいけそうかと思われましたが石橋は5回でお役御免。後ろのピッチャーに任せます。

 

対K-鈴木

相手先発は前回対戦でかなりやられたK-鈴木。今回はどうかなとみていましたが、四球などをうまく選び十分に攻撃できていたように思います。1回やられると同じ投手にやられ続けるイーグルス打線ですが、このように修正できるようになると頼もしいですね。

 

今江劇場

この後、森原、青山、ブセニッツ、松井とつなぎます。最大のピンチは7回青山のところ。ストレートが上ずっているようでなかなか苦しい出来でした。先頭のロメロにフォアボールを選ばれます。次の頓宮がサードゴロでゲッツーも取れそうかという打球。しかし、この打球をサード今江がファンブル、オールセーフとなってしまいます。コントロールに苦しんでいるところ、致命的になりかねないミスでした。しかし、今江はここでは終わりません。次打者のマレーロの痛烈な打球を今度は飛び込んで好捕。2塁に投げゲッツーに取ります。このゲッツーもあり、何とか無失点で切り抜けました。

 

自分のミスを自分で取り返す今江は、次の打席、低めの球をうまくひろい、今季初ホームラン。腕が一番伸びるところではありますが、よくあの球を打ったなという印象です。

 

おわりに

ダメ押し点も入れて、最後は松井が締める。金曜日に続ききれいに勝つことができました。バファローズ打線が低調なのか、この3連戦は投手が大崩壊ということはありませんでしたね。今後も、このくらい落ち着いた勝利ができると安心してみていることができるのですが…

 

しかし、最も分が良いと思われていた、岸対成瀬の試合を落として、他の2試合を取れるとは不思議なものですね。

 

にほんブログ村 野球ブログ 東北楽天ゴールデンイーグルスへ
にほんブログ村

岸、復帰登板で快投も白星はつかず

まったく更新が遅れてしまいましたが、岸の復帰登板について書いていきます。5月25日のバファローズ戦は、1-4で負けました。岸は復帰後初として十分な投球を見せましたが、相手先発成瀬にも好投され、最後は宋が打たれて負けました。岸に勝ち星がつけばと思いましたが残念です。

 

岸好投する

岸はやはりエースですね。まあ十分に調整してここまでやれるようになったので復帰したということでしょうね。いつものキレのよいストレートはもちろん、カーブ、チェンジアップで緩急自在。カウント球に多数ほおっていたカーブが見事に決まりますし、にバファローズ打線が前につんのめるように振ってしまうストレートと見まがうチェンジアップは素晴らしい。

 

コントロールも相変わらず。大城が好調なのを見ると、一貫して外攻め。このコントロールを間違うことがない。テレビでよく映る各打席の球の推移を示したもので、はっきりボールが外側に集まっていて、嶋の意図がよく再現されていることがわかります。

 

6回の吉田(正)との対戦も非常に見ごたえがありました。前打者の大城を歩かせてしまったもののツーアウト1塁という場面。無理をせずにという気持ちもあったでしょうが、ボールが続きスリーボールノーストライクになってしまいます。しかし、岸嶋バッテリーはここからカウントを整えていきます。真っすぐを使ってワンストライク。次に非常に厳しいコースにたぶんチェンジアップでしょうか。非常にいい球でした。TV解説をしていた、岡田彰布さんと江尻さんが最後の決め球にこれだったらというようなことを言っていました。

 

歩かせてもよいくらいの気持ちで投げていた場面。一方でスリーボールからツーストライクが取れてしまったことで欲が出てくる場面でもあります。欲が出てしまうとあまり球がいきがち、しかも、その前の球は最高の一球。ここで岸が投じたのはその前の球に近い軌道でボールに逃げていくチェンジアップ(たぶん)。吉田(正)は空振りで三振。見事な球でした。

 

大城にレフトへ打たれた球やロメロにホームランへ打たれた球など甘い球を見受けられましたが、7回1失点。先発の役割を十分に果たしました。

 

成瀬に苦戦

岸が好投するなら、相手成瀬も好投。得点は浅村のホームランの1点のみ。序盤は出塁も許してもらえません。4回茂木がヒットで出塁したかと思えば、すぐさま銀次の併殺打。なぜ二番銀次なんてしたのでしょうか。銀次は、バントはいまいち、最近打率を上げてきているものの、ヒットになるであれゴロの打球が多い。セカンドゴロ、ショートゴロで併殺も量産しています。とても適任とは思えません。島内に当たりが止まってきているとはいえ愚策でしたね。

 

おわりに

意気消沈のところに浅村のホームランがあったのは良かったのですが、この後は打線にいいところなし。最後は宋が打たれて敗戦となりました。宋はしようがないでしょう。万全とは言えない状態に見える中起用している以上、いつかはこうなります。岸の復帰登板を勝利で終えることができなかったのは残念ですが、次回期待しましょう。

にほんブログ村 野球ブログ 東北楽天ゴールデンイーグルスへ
にほんブログ村

辰巳、打と足で貢献

5月24日のバファローズ戦は、3-2で勝利しました。今期はほとんどなかった投手戦を制しての1点差勝利は価値がありますね。茂木のタイムリーで先制するも、同点にされ逆転され苦しい展開でした。それでも辰巳の三塁打もあり再度逆転。中継ぎ陣が守り切りました。

 

美馬の投球

初回の失点は避けることができましたが、いい当たりも多く打たれており、どうも調子のよい時に比べるとフライアウトが多かった印象です。美馬はどちらかというとゴロアウトを重ねていくタイプで決して調子が良かったとは言えないかもしれません。それでも2失点。前回は良さそうだったけど最後の最後でホームランを打たれて6失点ですから、わからないものです。結果的には粘れてよかったといったところですね。

 

山岡から何とか3点

山岡からは今回はほとんどヒットは打てなかったものの、効率よく3点取れました。茂木の活躍は計算のうちですが、辰巳のスリーベースは大きかったですね。好調山岡が、ランナー1塁の状態で少し慎重になったのかボール球が続き、ツーボールノーストライクのカウント。こうなってくると山岡ほどのピッチャーでもストライクを欲しがります。バッターが辰巳だったこともあり、あまり警戒せずにストライクゾーンにストレートを放ってきたと思います。この甘めのストレートを辰巳は見逃すことなくうまく打ち長打に、しかも快速を飛ばして楽々の三塁打。見事打席でした。

 

辰巳は、この後の小郷の打席で四球になるボールをキャッチャーがそらせたすきにホームを陥れます。その後のチャンスで得点できなかったことを考えると、ここで得点できたことは非常に大きい。辰巳の足が活きました。

 

茂木のタイムリーとこれ以外は得点なしどころか山岡に球数少なくすすめられていきます。というのもこの日はクリーンナップが不発でした。浅村が4三振。苦手としているのでしょうか?まあ山岡ほどの投手を得意としている打者のほうが少ないでしょうが…

ウィーラーも今年は少し打っていますが、もともと山岡との対戦は分が悪い印象。三振ひとつを含む3凡退。銀次は狙いのよくわからない初球打ちが二回あり、トータル6球しか投げさせていません。山岡が9回まで投げれるわけです。

 

銀次は本当に打てる球と思って初球打っているのでしょうか?初球は見逃してもいい打者に有利ともいえるカウント。自分の狙い球、甘い球を打っていくべき。もともと変な球に手をだしていく銀次ですからしようがないのかもしれませんが…

 

中継ぎ陣が無失点

美馬の後を継いだ、ブセニッツ、宋、松井が無失点で試合をしめました。ブセニッツは、ピンチは作りましたが、大城に打たれた二塁打以外はそれほど問題なく余裕を残した形で抑えました。安定感があります。

 

ベンチはこの日も宋を起用。まあストレートが150kmを超えていい球もあり三者凡退ですから、この日の投球はよかったかもしれません。

 

松井も全然もんだいなし。見事に抑え、山岡に今期初めて負けをつけました。

 

おわりに

明日は、エース岸。とはいえ復帰登板になりますから打線が助けてあげたいところですね。

にほんブログ村 野球ブログ 東北楽天ゴールデンイーグルスへ
にほんブログ村