イーグルス観察日記

東北楽天ゴールデンイーグルスについて綴るブログ

またも辛島で勝てず

5月23日のファイターズ戦は、2-11で敗戦となりました。辛島が崩れてしまい、その後の今野もやられ大量点差をつけられてしまいました。

 

序盤の攻防

序盤からファイターズに効率よく点をとられてしまいました。3回までヒット2本で3点。フォアボールにホームランが絡んで苦しい展開になりました。この試合は辛島にしてはコントロールに苦しんでいるというか審判との相性があまり良くなかったのかなという印象を受けました。きわどい球がことごとくボール判定。ツーアウトから近藤が際どい球を振らずに四球を選んで、次の中田にホームランを打たれましたから、ゲーム展開的にもよくありませんでした。

 

前回対戦のときに苦しんだ相手先発の杉浦ですが、この日の試合ではまったくランナーをだせずというわけではありませんでした。一方で、出したランナーをゲッツーで失うケースが二度。これではなかなか得点は望めませんね。

 

なかなかこちらは点が取れないなかファイターズに追加点を許してしまいました。5回杉谷にホームランを打たれ、さらにツーアウトを取ってから王にタイムリーヒットを打たれます。王は日本にも慣れてきたのか、最近は好調ですね。

 

今日の辛島はいいところなく5回5失点という結果になりました。

 

今野打たれる

さらに辛島の後を継いで6回からマウンドに上がった今野がやられます。まずは杉谷にこの日二本目のホームラン。イーグルスの田中が昨年やったのが記憶に新しいですが、杉谷はこれで左右両打席でのホームランです。杉谷には今年はサヨナラヒットも打たれており、イーグルスに対していいイメージを持たせてしまったかもしれませんね。

 

7回の今野も景気よく打たれてしまいました。戸村もそうですが、ロングリリーフ要員として考えている投手が、なかなか好投が続かない状況にあります。そうはいってもこの状況で投げる投手にはタフさが求められます。ロングリリーフの出番があるのは、序盤に先発投手が崩れてしまった場合であり、相手打線はその時点で完全に勢いづいているのですから。

 

おわりに

残念だったのは6回の攻撃が1点どまりだった点ですね。島内四球、浅村ツーベースで、ウィーラーも捕えたあたりでしたがレフトの守備範囲。もう少しライナー性の当たりか、それこそホームランとなれば点差を一気に詰められ試合展開を変えられたかもしれません。その後銀次が内野ゴロ。ブラッシュがまた死球を受けて、辰巳もフライアウト。公文を得意とはしていないイーグルス打線でもありますが、うまく抑えられたということですかね。

 

それでも連勝中でしたので、勝ちパターンの中継ぎ投手を休ませられたのだと前向きにとらえて、次のオリックス三連戦を期待して応援していきたいです。

にほんブログ村 野球ブログ 東北楽天ゴールデンイーグルスへ
にほんブログ村

難敵有原を攻略

5月22日のファイターズ戦は、5-3で勝利しました。古川は今季初勝利。チームも4連勝でホークスと1ゲーム差の2位です。苦戦すると思われた有原相手に勝つことができ、今後もいいイメージをもってファイターズと戦っていけるのではないでしょうか。

 

分岐点

試合は2回に動きます。もはやおなじみとなった、銀次出塁後のブラッシュ砲。これによってファイターズエース格の有原から先取点を得ることができました。このホームラン後もチャンスを作ったのですが得点できなかった点は残念ですね。

 

古川は四球は出すものの3回まではヒットは打たれず、序盤は映像を見ていなかったので調子がどうだったのかはいまいちわかりませんでした。4回ファイターズの反撃を受けます。先頭打者近藤に四球を与えてしまい、王のヒットでワンアウト1、3塁。もうひとつ四球でワンアウト満塁。ここを何とかしのがないと勝利はつかめません。

 

次打者は、甲子園でも活躍した若手の平沼。レフトへタイムリーヒットを打たれてしまいました。塁が埋まっていたので二点タイムリー。点差1点でピンチは続きます。ファイターズベンチは、次の打者清水で仕掛けてきます。スクイズです。見事に決められ同点にされました。しかし古川は次の打者を抑えて味方の攻撃を待ちます。

 

ここが試合の分岐点になったかと思われます。ファイターズベンチは手堅くスクイズで同点に持ち込みましたが3塁ランナーがいなくなったことで、古川は人心地ついたのではないでしょうか。結果はわかりませんが、あそこで清水を打たせてきてヒットで繋がれようものなら3失点ではすまなかったと思います。どうも今期のファイターズはここぞの場面で得点できない場面が多くみられるので取れる時にとっておかなければ厳しい。同点までいっても一気に逆転できないと苦しい展開になるのはプロ野球あるあるですね。

 

ファイターズとしてさらに苦しかったのは、同点にされた直後に茂木にホームランを打たれてしまったことでしょう。このホームランは値千金。ファイターズを意気消沈させる一打となりました。

 

宋の状態

ゴールデンウィークあたりから宋は苦しい投球が続いていますね。それでも失点していないのですからすごいのですが、明らかに苦しい。楽々抑えている場面はほとんどなく、いつ大量失点してもおかしくなく感じるのですが…

 

それでもベンチは防御率だけ見て判断しているのか、いくらでも宋を使いますね。まあ外で見ているだけで本当のところはわからないのですが、休養をはさみつつ、もう少し楽な場面で登板させるもしくは、一度二軍へ落としてあげることも考えたほうがいいのではと思っています。

 

おわりに

宋が大ピンチを抑えたことで、9回の守りは守護神松井。相変わらずピンチは作りましたが、最後は持ち味の三振2つで見事勝利しました。古川は課題はありつつも今期初勝利。今後につなげてもらいたいです。

 

にほんブログ村 野球ブログ 東北楽天ゴールデンイーグルスへ
にほんブログ村

塩見復活

5月21日のファイターズ戦は、13-3で勝利しました。腰の手術から復帰後初登板の塩見が期待通りの活躍をみせてくれました。打線もそれを援護して快勝です。

 

塩見の初登板

ヒーローインタビューも塩見でしたが、今日は塩見が先発としての役割を果たしてくれたことが大きいですね。今シーズンのイーグルスの最大の弱みである先発投手陣。ここに救世主が表れてくれた気分です。

 

当然、塩見も完璧とは言えませんでした。最初のバッター西川には高めにボールが浮いているようで、最後にはツーベースを打たれてしまいます。これは島内が打球を見誤った影響もあるかもしれませんが、今期の最初の登板ですから緊張もあったことでしょう。このあと2番太田、3番近藤とセンターへいい当たりを飛ばされます。センター辰巳が好捕するも犠牲フライとしては十分で立ち上がりに1失点を喫してしまいました。

 

一方でここからは比較的テンポよくファイターズ打線を打ち取っていきます。持ち味のひとつである、緩いカーブも絶妙なタイミングとコントロール。3回に味方打線が追加点をあげて、4-1と3点リードの状態になるとかなり余裕をもって投げれたことでしょう。例年にはない打線が、初登板の塩見をしっかりサポートです。

 

6回にはまたも西川から始まる上位打線相手に1失点してしまいますが、6回2失点と復帰後初登板としては十分な内容。他の先発投手が5回持たないことが多いなか、計算のできる投手がかえってきました。

 

浅村の試合を決める三試合連続のホームラン

イーグルスが金子から得点を重ねたものの4-1の3点差では何とも心もとない(心配しすぎか)。そんななか試合を決定づける働きをしたのが、今日も浅村でした。

 

金子が早々に打たれてしまったファイターズは二番手に吉田(侑)を起用。4回5回と抑えて、6回。ワンアウトから茂木に四球。島内も粘り、四球を選びます。これでワンアウト1、2塁のチャンスで、千両役者浅村。ボールが先行していたものの追い込まれフルカウント。勝負の球は真ん中付近にきて、この球を浅村はフルスイング!打った瞬間ホームランとわかる打球でした。役者がちがいましたね。

 

こういったここぞの場面でものの見事に打つことができるのが浅村。去年、一昨年のイーグルスに足りなかった選手ですね。シーズン序盤は少しもの足りないなあとは思っていましたが、期待通り調子を上げてきて打点も稼いでいます。イーグルスにきて打点は減るのではと思われていましたが、他のイーグルスの打者も浅村に引っ張られるように打ち、十分に浅村の活躍を引き立てています。

 

打線とはよく言ったもので、本当に線となるためのワンピースがはまるとまったく違うものになりますね。

 

おわりに

最後になりますが、あれだけゲッツーをとられてよくこれだけの得点を重ねたものだという印象も受けました。打線が活発なうちは良いのですがね…

 

にほんブログ村 野球ブログ 東北楽天ゴールデンイーグルスへ
にほんブログ村

マリーンズ三連戦を勝ち越し

土日の試合は所用であまり試合を見ることができませんでしたので、マリーンズ三連戦をまとめて記事にしたいと思います。5月17日のマリーンズ戦は、1ー6で敗戦。18日は、6-4で勝利。19日は、10-5で勝利と、2勝1敗のカード勝ち越しを決めました。いずれも初回に失点をするという苦しい展開。それでも逆転するという今年のイーグルスっぽい戦いになりました。

 

17日の初戦

この日は、あっさりというか鮮やかに先取点を献上。やはり1番バッターというか、荻野が調子のよい時のロッテは手ごわい。いきなりのヒットは左中間を破る打球で快速荻野は悠々と二塁打。そこから内野ゴロ二つで1点です。効率よくてうらやましいですね。イーグルスの場合はランナーをなかなか進められない凡打が多いですものね。

 

相手先発は苦手の二木です。苦戦は必至。予想通り前半はチャンスらしいチャンスが作れません。そんな中4回の攻撃、島内とウィーラーの連続ヒットでチャンス拡大したのですが、銀次のセンターへの当たりをこれまた荻野が好捕します。この打球で島内が飛び出していたというか、本塁へ突入しておりゲッツー。なぜこのような結果になるのか…本当に三塁コーチャーはお飾りですね。次の打者がブラッシュであったことを考えるとなおのこと残念です。

 

5回の攻撃、ツーアウトからオコエがヒットで出塁。盗塁を決めてツーアウト二塁のチャンス。バッターは茂木でしたが、フルカウントからきわどい球を見逃して、四球を選びます。茂木にはそろそろこういう場面は自分で決めるつもりで打席にたってもらいたいですね。ストライクと判定されてもおかしくないコースです。手がでなかったのならしようがないのですが、もし積極的に見極めたとしたならそれはそれで消極的といいますか、次の期待が薄い辰巳につなげるという意識より、自分で決める意識が必要だったかと思います。性格的なものもあるかもしれませんが、茂木もチームの中心打者を目指して成長してもらいたいです。

 

18日の第2戦

見ることのできなかった試合ですが、初回に失点をラジオで少し聞いて、「またかよ」、途中経過で0-4になっていて「あーあ」と思いました。ところが結果を見ると終盤に浅村や島内のホームランによって逆転していました。逆転勝ちはうれしいですが、これで石橋を先発起用することも微妙かなという印象は受けてしまいましたね。正直、よくわからない信頼を監督だか投手コーチだかから受けていると思っていましたので…

 

19日の第3戦

第3戦はもはやおなじみの先発福井のフォアボール祭り。初回は荻野の出塁と鈴木大地のホームランで二失点スタートです。一方で、相手先発の石川は今年は打っており苦手意識は少ないはず。二回の攻撃で、ランナーをためて、キャッチャー堀内と茂木で4点とりました。

 

二回裏は福井らしさ全開。3つの四球で満塁にしてしまいます。ここでイーグルスバッテリーと内野陣の連携でセカンドランナーへ絶妙の牽制球で、見事にアウト。イーグルスらしからぬ見事な連携。これでピンチを切り抜けたことが大きかったですね。3つも四球だして無失点ですからなんとも…

 

しかし福井はよくわかりません。この時の牽制球も絶妙な送球。1塁への牽制やフィールディングなどを見ても細かいプレーは悪くない。バッターに対しても、微妙に長く持ってバッターをじらしたりとうまさをみせるのですが、コントロールがあまりにも悪い。バッターに投げるが最初にあり、そのほかのプレーがおろそかになるというのが若手によくみられるなか、福井は逆の印象。よくわからない投手ですね。まあそれでもイーグルスファンとしてはまったく安心できない先発であることは変わりはありませんね。

 

福井はこのあとレアードにツーランを浴びて、次の回、四球をだしたところで交代。5回持ちません。交代した森原は、回またぎの5回にレアードに一発をあびます。その直後に再度同点に追いつき、今期のイーグルスの土俵に引きずり込んだ感じがあります。浅村、ウィーラーのアベック砲で勝ち越し、最後もダメ押し点を重ね勝利。

 

よくこれで勝てるという試合が続いておりますが、勝ちはうれしいものです。好調のマリーンズ相手に勝ち越しはうれしいですね。2位争いもありますし。しかし、打線がいつまで好調を維持するのかわからないので、早く先発陣を整えなければいけませんね。

にほんブログ村 野球ブログ 東北楽天ゴールデンイーグルスへ
にほんブログ村

楽天伝統の左腕は打てません

5月16日のファイターズ戦は、0-2で敗れました。辛島は粘り強く好投したのですが、たった2安打では勝てませんね。今年は打線に助けられている部分が大きいので文句は言いたくありませんが、「たった2安打しか打てないのか」とため息がでます。

 

メンバーは入れ替わっても左ピッチャーは打てない

今シーズン最初のファイターズ戦でも、ファイターズ加藤から点をとることはできませんでした。この時はかなり早めに加藤を代えてくれたのでそれ以降の投手から得点することができました。調べてみると、それ以外にも加藤は、イーグルス戦に中継ぎ登板もしていていまだにイーグルス相手に無失点。ファイターズサイドにも加藤が苦手であることが筒抜けでしょうね(今後も遠慮なく当ててくるはず)。

 

加藤以降も、堀、公文、宮西と、惜しげもなく左腕をつぎ込んできます。思えば、前日の試合、堀も早々に交代してくれたことが、その後のイーグルスの反撃、ファイターズの中継ぎ枯渇につながっていました。

 

堀にも前日に続き好投されます。とにかく打てない。なぜこんなに左が打てないのか。メンバーが代わっても毎年打てない。右を並べても変わりません。プロ野球界に広くはびこっている左右病ですが、本当に意味があるのか、意味があったところで、選手個人個人で影響が違うのではないのかと野球ファンであればみな薄々かんじています。

 

左ピッチャー相手ということでスタメン起用された今江。二度の三振を含むノーヒット、出塁なし。彼などは来た球をなんでも振っていくタイプ。ピッチャーが左だ右だなど気にしているとも思えません。打つときは、球が厳しかろうが甘かろうが打つし、打たないときはあっさり凡打。助けられることもありますが、何の計算もたたない選手であることは間違いありません。相手が左ピッチャーを続けてくるものだから代打も出せませんでした。

 

さらに、この日の左右病の典型的な症状として、ピッチャー宮西相手に、辰巳に代わって渡辺直人を送ります。もうそろそろ代打渡辺に疑問を持ったほうがよいかと思います。ここまでヒット1本。その1本がチームを救うホームランとなったことは認めますが、あれを見て、この先も期待できるだろうなんて楽観したイーグルスファンは少ないことでしょう。それでもイーグルス首脳陣は起用します。ホームランが期待できないどころか、打率も悪い渡辺を…

 

これなら若手にチャンスを与えてあげるほうがよっぽどチームのためになります。

 

使わないと登録枠を圧迫、使っても結果は期待できないでは島井と同様、チームのお荷物になってしまい本人にもつらいと思うのですが…

 

おわりに

なかなか良いところを見つけるのが難しい試合でしたが、辛島はよく頑張りました。6回まで茂木のエラーによるピンチも凌いで、6回まではファイターズに得点を許しませんでした。一方、6回の最後のほう、中田に四球を与えたあたりで恐らく疲労からか怪しくなってきていたと思います。そのため7回は下位打線相手にわりとあっさりと失点してしまいました。やはりピッチャーの代え時は難しいですね。それでも7回1失点ですからさすが暫定エースの辛島でした。次回は勝ちをつけてやれるように打線に奮起してもらいたいですね。やはり辛島と美馬の試合を落とすのは厳しいです。

にほんブログ村 野球ブログ 東北楽天ゴールデンイーグルスへ
にほんブログ村

大逆転イーグルス再び -ブラッシュの確変継続中-

5月15日のファイターズ戦は、延長11回9-8で逆転サヨナラ勝ちをおさめました。序盤に0-8となってから、ブラッシュの2ホームラン、嶋、浅村のホームランで同点になるというホームラン攻勢。延長に持ち込みウィーラーの外野フライで藤田がうまい走塁で得点を奪い、サヨナラ勝ちです。

 

またまたブラッシュ弾

ブラッシュが止まりません。序盤に8点をとられワンサイドゲームになろうかというところで、ツーアウトからブラッシュの満塁ホームランです。チームを勇気づける一発となりましたね。何せこれで一気に4点差。まだ4点差もあるのにいけそうな予感をチームとファン双方に与える最高の一発になりました。

 

さらに、金子から変わったファイターズ投手陣からなかなか次の点が取れない中、再びブラッシュ砲です。銀次が四球で出ていたことでツーランホームラン。ブラッシュだけで6点返しました。

 

前回7点差をひっくり返したときと同様に、古川の後を継いだ、今野、ブセニッツという上がってきたばかりの投手をはじめ後ろのピッチャーが無失点に抑えたことも大きかったですね。特に今野は5,6、7と3回を無失点。前回の戸村同様大きな働きとなりました。これが継続するとよいのですが…

 

延長に入って

ここまで後ろのピッチャーがよいといわれてきていますが、延長になるとなかなか点が入らずやられてしまうことが多くありました。しかし、この試合はほぼ問題なく抑えましたね。味方の勝ち越しを待ちます。

 

延長11回、今江に代わって出ていた藤田が先頭打者として出塁します。頼れる浅村はいい当たりも後ろ目に守っていたファイターズ外野手に阻まれます。そして今や定番の島内の粘り打ち。ライトに運びます。藤田は走っていて、ワンアウトランナー1,3塁のチャンスを作ります。

 

そしてバッターはウィーラー。ワンボールから外野へフライを飛ばしました。藤田帰還のために十分とは言えない飛距離、加えてライトからはいい返球が返ってきました。判定はセーフも栗山監督はリクエスト。VTRがながれます。キャッチャー後ろからの映像ではよくわかりませんでしたが、前からの映像では藤田の手がキャッチャーのタッチをよけてホームにタッチしています。判定は覆らずセーフ。見事な走塁でした。藤田はヒーローインタビューでピンチランナーをだして欲しかったと述べていましたが、藤田だからこそのセーフでしたね。

 

おわりに

厳しい戦いでした。それにしても古川はファイターズ太田に打たれすぎ、というか太田は、対イーグルス戦でここまで4割近い打率、4ホームラン、14打点の成績です。完全にカモにされています。イーグルスファンとしては嫌なイメージしかないですよね。なんとか対策をたてないと苦しい戦いが続きそうです。

 

最後に、 ルーキー辰巳ですが、どうも内角のボールを見逃し三振が多いようにかんじます。苦手なコースで完全に捨てているのか、見えていないのか、ここは修正できないと、攻められ続けそうです。コーチ陣としっかり対策を練ってもらいたいです。

 

にほんブログ村 野球ブログ 東北楽天ゴールデンイーグルスへ
にほんブログ村

エース不在

5月14日のファイターズ戦は、1-13で敗れました。最後は点差がついてしまいましたが、勝負の大勢はその前には決まっていましたね。結局、有原を攻略できませんでした。

 

初回攻めきれず

今シーズンの有原は調子がよく、ここまで6試合登板で防御率1.54。ファイターズのエース格です。昨年までは四死球などもよく出していたイメージがありましたが、今シーズンは、41回投げて与四球6、与死球1と非常に安定しています。ここまでの好投手を崩すには数少ないチャンスをものにしなければいけないですね。

 

その数少ないチャンスが初回に来ました。茂木の内野安打から、浅村四球、島内死球でワンアウト満塁の大チャンスです。ここでバッターはウィーラー。フルカウントまでもっていくものの内野ゴロゲッツーとなってしまいました。

 

ここで先制点をとれていれば違った試合展開になっていたと思われるので非常に残念な結果となってしまいました。

 

ここから6回の藤田の打席までヒットは出ず、ほぼ完ぺきに抑えられてしまいました。ウィーラーのソロホームランで1点は取ったもののこれではなかなか勝てませんね。

 

エース不在

ここまでリーグ最多の得点をとっている打線ですが、打てるときに大量得点をしているイメージで、やはり好投手相手には苦戦を強いられています。釜田もよく頑張りました。ファイターズ打線に助けられた面もありますが、ピンチを二つの併殺で凌ぐなど、6回まで2失点でいきました。それでも無失点ではいけません(この試合の成績が毎試合つづくわけでもありませんし…)。エース格相手ではやはり役不足感は否めません。岸、則本の二人のエースを欠いている部分がもろにでてしまう部分ですね。

 

復帰が望まれる岸ですが、日曜日に二軍戦で投げ3回無失点。もう一試合二軍で投げてから一軍復帰の見込みのようです。ここまで時間がかかった点は気にかかりますが、戻ってくれることは非常に心強いですね。

 

おわりに

戸村は例年通りというか、いいピッチングがたまにあっても、期待するといまいちということがありますね。ただ、先発が崩れた時のロングリリーフ要員は必要です。石橋をいまのポジションで起用するなら、だれかは必要ですね。またロングリリーフの役割を与えたら、あまり便利屋的に起用するのも考え物ですね。選手も役割がはっきりしていたほうが準備しやすいですからね。

 

次の試合も金子という好投手が相手で厳しい展開が予想されます。最近取れていない先取点をとって古川を楽に投げさせてあげたいところです。

 

にほんブログ村 野球ブログ 東北楽天ゴールデンイーグルスへ
にほんブログ村

相も変わらず走塁ミス、チームとして修正を

5月12日のバファローズ戦は、8-5で勝利しました。いつも通り打線は機能し勝ったものの、相変わらずの走塁ミスで流れを渡すところでした。

 

7回の攻撃

7回の攻撃、ノーアウト満塁のチャンスが訪れました。バッターはいつもは期待できない嶋ですが、この試合はここまでに二安打。ピッチャーはストライクがはいらず、スリーボールノーストライクになります。嶋らしく?二つストライクを見逃したあと、やっぱり駄目かと思った矢先打ちました!打球はセンターの頭を越えてタイムリーになります。

 

センターの頭を越えた瞬間、「走者一掃だ!」と思っていたら、なぜか二塁ランナー銀次が帰ってこない。逆に後続のオコエが三塁を狙っており結果挟まれてしまい、ワンアウト2,3塁になってしまう。その後辰巳がいい当たりもライナーのゲッツーとなったことにより、大チャンスかつその大チャンスをものにしたはずが1点しか取れない事態になりました。

 

この後の8回に得点を重ね勝てたので良かったのですが、勝てなければ戦犯ものの大失態プレーです。いったい何が起こっていたのか。

 

試合の放送画面では打球を追っていたためランナーの状況などがよくわからなかったのですが、銀次がセンターが捕球したかどうか確認できず、帰塁したとかスタートが遅れたとかいう状況のようでした。さらに前のランナーの状況をオコエが確認していなかったために、前走者は止まっているのに進塁してしまうということになりました。

 

平石監督は、前走者の確認を怠っていたオコエのことを大問題であるとコメントしていました。

 

確かにオコエの確認ミスがなければ、あの当たりで塁をひとつしか進めないという効率の悪さはあるものの、無駄なアウトを与える必要はなかったでしょう。しかし、銀次も遅すぎます。たとえよく見えなくても、完全にセンターの頭を超えて、転々としていくボールをセンターが追う時間もありました。あれで1塁しか進めないのはなんとも遅い。怠慢プレーなのか何なのか、今年の銀次は特に遅く感じます。打ってから1塁への到達が何とも…

 

さらに言えば三塁コーチャーなどはどういう指示をしていたのでしょうか?スタートの遅れた銀次を三塁で止めたのかと思うのですが、その判断が正しかったのか。いけそうだったのに行かない。無理そうなのに行くというケースが少なくはないのでコーチャーとして適切な人を配置しているのかは疑問です。

 

いずれにしても、銀次の後ろにオコエを配置する打順は気を付けたほうが良いでしょうね。

 

また、平石監督には、これが選手個人個人の責任だけで起こったことだとは思ってほしくはないですね。ここまでどれだけ走塁ミスを重ねてきたのか。これはチームとしてのミスだと思います。チーム全体の意識づけ、チームとしての方針、それが選手に影響を与えていることを考え、チームとして修正していくことが必要です。

 

懲りずにハーマン起用

8回には先日打たれたハーマンを起用。やはりとは思いましたが、これまでもやられた選手をやり返せと言わんばかりに起用してきたベンチです。石橋などはこの起用に応えてきたと言えるのでしょう。一方で、ハーマンは出塁を許してからの投球からもメンタル的に少し弱いところがある。先日のことはひきづっていたでしょう。8回の攻撃で得点していなかったらおしまいでした。上司と部下の相性が重要であることがまざまざとわかる場面でしたね。もしかしたらハーマンを二軍へ落とすことを納得させるためにしたのかもしれませんが…

 

さいごに

8回の攻撃は見事でした。島内、ウィーラーの連続タイムリー。銀次の5本目のヒット。それだけに走塁ミスが残念です。勝てたことだけが救い。このミスを糧にチームとしての成長を望みます。

にほんブログ村 野球ブログ 東北楽天ゴールデンイーグルスへ
にほんブログ村

ハーマン大炎上

5月11日のバファローズ戦は、3-6で敗戦です。苦戦したバファローズ先発のK-鈴木の降板後、バファローズ中継ぎ陣を攻め、逆転に成功するも、ハーマンの大炎上です。9回の攻撃はしょんぼりでしたね。

 

石橋とK-鈴木の好投

まさかまさかの投手戦。イーグルスが初物のK-鈴木を攻められないかと思えば、バファローズ打線も石橋に6回途中まで1失点に抑え込まれる。6回表の満塁のチャンスなどはもどかしいものがありました。簡単に石橋を代えてしまったのはややもったいない気がします。

 

K-鈴木について、まったく知らない投手でしたが、ここまで3試合登板でいずれも7回まで投げ防御率1.71ですから、勝ち星はまだないもののあのストレートは好投手といえそうです。今後も対戦が続くと思いますので苦手にはしたくないですね。

 

8回に逆転

1点ビハインドの8回、相手も継投に入ります。バファローズ澤田から茂木が四球を選び、辰巳の当たりで進塁。ここでこの試合3三振の浅村が帳尻を合わせるかのごとくタイムリーツーベースを放ちました。いつもほどのフルスイングにはみえませんでしたが、ものすごい速さの打球が外野の間を抜けていきました。さらに相手投手に助けられる形で2点追加して試合を決めたと思ったのですが…

 

ハーマン炎上

ハーマンは打たれ出すと止まらなくなることがありますね。オープン戦でもありましたから、ある程度覚悟はして起用するしかないです。少なくとも配置換えは考えたほうがよいですね。

 

先頭打者に粘られた末にツーベースをあび、次の打者を歩かせたところで苦しくなりました。前の打席で見事なセーフティーバントを決めている大城に、これも見事な送りバントを決められました。これで失点は覚悟しなければというところとは思っていましたが、申告敬遠をはさんで三連打はきついですね。これまでの傾向から、高梨以外の中継ぎ投手の代え時は遅いベンチですから、逆転を許し、さらにやられるまで静観してしまいました。ハーマンを信頼しすぎでしたね。

 

毎度の気がしますが、この試合もさんざんやられたバファローズ大城、いい選手になりました。彼は、沖縄興南高校が2010年春夏連覇を果たしたときのメンバーのひとりですが、ここまで成長するとはですね。

 

この年の興南高校は、トルネード投法で活躍した島袋が注目されましたが、打線がものすごい打線でした。投手が打ち込まれても、がんがん打って余裕の逆転勝ちなどありました。その中で目立っていたのは、3番で安打を積み重ねた我如古や4番の真栄平などで、大城はどちらかというと下位打線を打っており守備的な役割が大きかったかと思います。このメンバーの中で大城がプロ野球に進み、一番近い活躍をしているところをみると、高校野球での成績を考慮してもなかなか将来は見通せないものだなあとつくづく感じます。まったくの余談でした。

 

にほんブログ村 野球ブログ 東北楽天ゴールデンイーグルスへ
にほんブログ村

3試合連続の逆転イーグルスはならず

5月10日のバファローズ戦は、6-8で負けました。

 

美馬3被弾

さすがに打たれすぎました。吉田正に打たれたボールは内角の厳しいところをうまく打たれたなあと思いますが、T岡田に今期初ホームランをプレゼントし、5回6失点ですから今シーズンワーストのできでした。

 

これに反して球数が5回で67球ですからどう判断したらよいのでしょうか。各打者への入りが不用意だったと言えるのか、石原とのコンビも初めてだったかもしれませんし、うまくいっていなかったのかもしれません。

 

こうなってくると足立がいないことが不安になってきますね。山下もキャッチャーとしては不安ですし

 

美馬には先発の柱として頑張ってもらわなくてはいけないので、立て直しに期待したいです。

 

VS山岡

山岡から3点とったとはいえ、ソロホームラン2本と押し出しフォアボールによる得点ですから攻略したとは言い難い結果です。やはりバファローズのエース格。

 

それでも5回で降ろせたことは評価できますね。いいピッチャーは早く降ろしたほうがよい。

 

敗因

当たり前かもしれませんが、得点した直後の失点は痛い。この試合は二度ありましたから、野手陣は苦しかったですね。

 

特に青山は、ツーアウト後に伏兵、西浦にツーランですから、効果的でした。青山は今年は被ホームランが多いですね。

 

 

ブラッシュが単独盗塁の形になってアウトになったプレー、サインミスだと思いますが、多すぎます。平石監督はなんでって顔してますが、チームとして再確認を徹底するべきでしょうね。ブラッシュだけではないので。

 

イーグルスが下位チームになかなか勝てないと思っていましたが、ホークスもマリーンズに勝てていないようですね。おかげで、マリーンズも2位争いに加わって、いよいよ混戦模様のパ・リーグです。なんとか置いていかれないようにしたいですね。

 

にほんブログ村 野球ブログ 東北楽天ゴールデンイーグルスへ
にほんブログ村