イーグルス観察日記

東北楽天ゴールデンイーグルスについて綴るブログ

ハーマン大炎上

5月11日のバファローズ戦は、3-6で敗戦です。苦戦したバファローズ先発のK-鈴木の降板後、バファローズ中継ぎ陣を攻め、逆転に成功するも、ハーマンの大炎上です。9回の攻撃はしょんぼりでしたね。

 

石橋とK-鈴木の好投

まさかまさかの投手戦。イーグルスが初物のK-鈴木を攻められないかと思えば、バファローズ打線も石橋に6回途中まで1失点に抑え込まれる。6回表の満塁のチャンスなどはもどかしいものがありました。簡単に石橋を代えてしまったのはややもったいない気がします。

 

K-鈴木について、まったく知らない投手でしたが、ここまで3試合登板でいずれも7回まで投げ防御率1.71ですから、勝ち星はまだないもののあのストレートは好投手といえそうです。今後も対戦が続くと思いますので苦手にはしたくないですね。

 

8回に逆転

1点ビハインドの8回、相手も継投に入ります。バファローズ澤田から茂木が四球を選び、辰巳の当たりで進塁。ここでこの試合3三振の浅村が帳尻を合わせるかのごとくタイムリーツーベースを放ちました。いつもほどのフルスイングにはみえませんでしたが、ものすごい速さの打球が外野の間を抜けていきました。さらに相手投手に助けられる形で2点追加して試合を決めたと思ったのですが…

 

ハーマン炎上

ハーマンは打たれ出すと止まらなくなることがありますね。オープン戦でもありましたから、ある程度覚悟はして起用するしかないです。少なくとも配置換えは考えたほうがよいですね。

 

先頭打者に粘られた末にツーベースをあび、次の打者を歩かせたところで苦しくなりました。前の打席で見事なセーフティーバントを決めている大城に、これも見事な送りバントを決められました。これで失点は覚悟しなければというところとは思っていましたが、申告敬遠をはさんで三連打はきついですね。これまでの傾向から、高梨以外の中継ぎ投手の代え時は遅いベンチですから、逆転を許し、さらにやられるまで静観してしまいました。ハーマンを信頼しすぎでしたね。

 

毎度の気がしますが、この試合もさんざんやられたバファローズ大城、いい選手になりました。彼は、沖縄興南高校が2010年春夏連覇を果たしたときのメンバーのひとりですが、ここまで成長するとはですね。

 

この年の興南高校は、トルネード投法で活躍した島袋が注目されましたが、打線がものすごい打線でした。投手が打ち込まれても、がんがん打って余裕の逆転勝ちなどありました。その中で目立っていたのは、3番で安打を積み重ねた我如古や4番の真栄平などで、大城はどちらかというと下位打線を打っており守備的な役割が大きかったかと思います。このメンバーの中で大城がプロ野球に進み、一番近い活躍をしているところをみると、高校野球での成績を考慮してもなかなか将来は見通せないものだなあとつくづく感じます。まったくの余談でした。

 

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