イーグルス観察日記

東北楽天ゴールデンイーグルスについて綴るブログ

塩見復活

5月21日のファイターズ戦は、13-3で勝利しました。腰の手術から復帰後初登板の塩見が期待通りの活躍をみせてくれました。打線もそれを援護して快勝です。

 

塩見の初登板

ヒーローインタビューも塩見でしたが、今日は塩見が先発としての役割を果たしてくれたことが大きいですね。今シーズンのイーグルスの最大の弱みである先発投手陣。ここに救世主が表れてくれた気分です。

 

当然、塩見も完璧とは言えませんでした。最初のバッター西川には高めにボールが浮いているようで、最後にはツーベースを打たれてしまいます。これは島内が打球を見誤った影響もあるかもしれませんが、今期の最初の登板ですから緊張もあったことでしょう。このあと2番太田、3番近藤とセンターへいい当たりを飛ばされます。センター辰巳が好捕するも犠牲フライとしては十分で立ち上がりに1失点を喫してしまいました。

 

一方でここからは比較的テンポよくファイターズ打線を打ち取っていきます。持ち味のひとつである、緩いカーブも絶妙なタイミングとコントロール。3回に味方打線が追加点をあげて、4-1と3点リードの状態になるとかなり余裕をもって投げれたことでしょう。例年にはない打線が、初登板の塩見をしっかりサポートです。

 

6回にはまたも西川から始まる上位打線相手に1失点してしまいますが、6回2失点と復帰後初登板としては十分な内容。他の先発投手が5回持たないことが多いなか、計算のできる投手がかえってきました。

 

浅村の試合を決める三試合連続のホームラン

イーグルスが金子から得点を重ねたものの4-1の3点差では何とも心もとない(心配しすぎか)。そんななか試合を決定づける働きをしたのが、今日も浅村でした。

 

金子が早々に打たれてしまったファイターズは二番手に吉田(侑)を起用。4回5回と抑えて、6回。ワンアウトから茂木に四球。島内も粘り、四球を選びます。これでワンアウト1、2塁のチャンスで、千両役者浅村。ボールが先行していたものの追い込まれフルカウント。勝負の球は真ん中付近にきて、この球を浅村はフルスイング!打った瞬間ホームランとわかる打球でした。役者がちがいましたね。

 

こういったここぞの場面でものの見事に打つことができるのが浅村。去年、一昨年のイーグルスに足りなかった選手ですね。シーズン序盤は少しもの足りないなあとは思っていましたが、期待通り調子を上げてきて打点も稼いでいます。イーグルスにきて打点は減るのではと思われていましたが、他のイーグルスの打者も浅村に引っ張られるように打ち、十分に浅村の活躍を引き立てています。

 

打線とはよく言ったもので、本当に線となるためのワンピースがはまるとまったく違うものになりますね。

 

おわりに

最後になりますが、あれだけゲッツーをとられてよくこれだけの得点を重ねたものだという印象も受けました。打線が活発なうちは良いのですがね…

 

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